◆ユニット、バジルについて◆
2002年3月31日、友人の青山繁君のライブの為四谷天窓へ向かいました。
予定通り、青山君のライブが終わり帰ろうとしましたが、その後にShino-Kenというユニットのライブがあるという事で、観ていく事にしました。
そこでShinoさんの素晴らしい歌を聞くこととなり、配られていたアンケートに答えライブのご案内でももらえれば、、、と思いきや、お手紙をいただいたのです。
そこには、『是非曲を聴かせて下さい』とあり、今までの曲をまとめて送りました。そして、しばらくしてお会いすることになり、まず1曲デモ製作をしてみましょう、となったのです。
Shinoさんは、その頃ロックバンドもやっていて、そちらのライブも観に行きました。印象は、大変声量がある、キーが高い、言葉をきれいに発音する、この3点です。しかし、自分の楽曲にも合った柔らかい表現力も兼ね備え、曲に合わせコントロール出来る能力を発揮してくれる方だと思ったのです。
今までロックボーカルとしてやってきたShinoさんと、ここち良いポップミュージックを中心にやってきた私とで、また今までにはない新しい何かが作り出せるような気がしました。
≪Shinoのコメント≫
アリマさんと初めてレコーディングをした時の曲が、あの曲でなかったら、、、
今は無いかもしれません。
それは『対角線上の白い月』として1枚目の自主CDに入りました。
その頃、私は金髪ショートにムートンのロングコートというスタイル。
ロックバンドを止めたいなと考えていた時期でした。
幸いユニットの相方は、別に自分のロックバンドも持っていたので次にやるのは、アコースティック、かつピアノの音色と私の声だとどうなるだろう、、、
と興味があったのです。
まず1曲作ってみましょう、が2曲目やってみましょうと、、、
私の中で色々チャレンジしてみたい気持ちになり本格的な活動に進んで行きました。